2011年05月30日

論語解読-「禮之用和爲貴」

 この言葉は儒家思想の中でもっとも重要な思想である。この世には、社会の矛盾するところはたくさんある。例えば、貧富の矛盾、強弱の矛盾、善悪の矛盾などがあり、これらの矛盾を解消または緩和することができたら、人々がお互いに尊重し、社会が平和で、安定になり、これはいわゆる「和」の状態になれる。「和」という言葉はとてもよい言葉であると思う。「和」を使う言葉はたくさんある。例えば、「上和下睦」、「民和年豊」、「政通人和」など。
 しかし、この「和」の状態になるためには、「礼」を知らなければならない。従って、社会の平和や調和を求めるならば、「礼」を大事にすべきだ。
 中国の政治家は2005年以後「調和社会」をその治国の理念として取り上げ、社会の安定を求めている。しかし、社会の調「和」をするためには、国民に「礼」を理解してもらわないと、或いは国民は「道徳」の基準を「法」の前に先に教えないと、社会の調和を実現できないと思う。無論「法治」を否定できないが、しかし、「法治」は国を治める一番最後の手段にするべきである。その前に、「礼儀」、「道徳」、「慣習」などが社会における人間関係を維持するもっと重要な礎であると思う。
 西洋は「正義」があり、それに対して、私はもっと東洋の「礼」がすきです。
posted by 広平君 at 03:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 論語